乗鞍ヒルクライムへの道(仮)

Rule#32:Enjoy the Little Things.

今日のクライミング(荒川三山〜赤石岳〜聖岳縦走2泊3日)(3日目)

兎岳避難小屋を5:20に出発。

この日は聖岳から聖平小屋を経由して椹島まで戻ります。

荒川三山、赤石岳と登ってきましたが、この兎岳側からの聖岳登頂ルートが1番好きかもしれません。

7:00に聖岳山頂に到着。

どうやらこの日は1番乗りだったみたいです。

天候にも恵まれて頂上を満喫することができました。

聖岳からの聖岳もなかなかのものです。

その後、聖平小屋へと下って行き。

9:20に聖平小屋へと到着しました。

小屋の方に椹島から畑薙ダムへのバスの時間を伺ったところ、12:40に聖岳登山口から椹島へのバスに乗れれば大丈夫とのことでした。

地図のコースタイムによると聖平小屋から聖岳登山口へは4時間55分と出ていたので、今日下山することは諦めて椹島に泊まろうかと思う旨をお伝えしたら小屋の方から予想外のお言葉が・・・。

「君ならできるよ。」

標準タイムだと14;15に聖岳登山口到着なので、1時間35分短縮しないと間に合いません。

椹島に泊まるとしても早く到着できる分には問題ないので、12:40に聖岳登山口到着を目指して先に進んでみることにしました。

沢沿いの道をひたすら下って行くのですが、連日の疲れで脚はもう棒のようです。

思ったよりもコースタイムを短縮できず、何度も諦めようと思いました。

11;30に通り過ぎた道標には椹島まで180分との文字が。

聖岳登山口から椹島までの標準コースタイムは50分なので、案内通りだと聖平登山口までは後130分かかります。

130分かかる道を60分短縮して70分以内で通過しなければ間に合いません。

という訳で・・・普通なら諦めるところを小屋の方の「君ならできるよ」という言葉を信じてトレイルラン開始。

12:40の椹島へのバスになんとか間に合いました。

限界という言葉を何回越えたかわかりません。

そして、椹島経由で無事畑薙ダムまで下山。

帰りに赤石温泉白樺荘に寄って帰りました。

想像以上に大変な登山でしたが、天候にも恵まれ無事に終えることができました。

最後に、2日間共山小屋でご一緒させて頂いた方、色々とお気遣い頂きありがとうございました。

幸い、今回使うことはありませんでしたが、家族に電話できるようにと頂いたテレホンカードはお守りとして登山用の財布に入れておきたいと思います。

本日の山行時間:7時間20分くらい
上昇高度:749m
下降高度:2324m