乗鞍ヒルクライムへの道(仮)

Rule#32:Enjoy the Little Things.

20130901_マウンテンサイクリング in 乗鞍(Bike:30km)

今日はいよいよ乗鞍ヒルクライム本番です。

前日の大雨もなんとか収まり、天候は曇を保っています。

この天気であれば大丈夫そうだと安心していたのですが、位ヶ原山荘までにコース短縮する旨のアナウンスが。

頂上付近が風速15〜20mで気温は10度、おまけに昨日の大雨で石や砂利が道路に流れてきてしまった為の判断とのこと。

コースの全長は20kmから15kmになりましたが、こればかりは仕方がありません。

おまけに、Oサムさんのグローブが両方右というアクシデントも。

全体の予定が30分伸びたものの、他は順調に進行していき、あっという間に自分の参加する男子Bのスタート時刻となりました。

今回は2回目ということもあり、昨年ほどの緊張もなくあっさりスタート。

自分より少し速い人に着いて行くつもりが、自分よりだいぶ速い人に着いて行ってしまい途中から失速、後半に同じカテゴリの人達に抜かれまくるというレース展開に。

標高が高いせいか空気が薄く感じられて、そのせいもあってか脚が全然まわりませんでした。

そしてゴールの位ヶ原山荘へ。

ゴール手前は道が狭く、混雑していたのでいまいちなスプリントに終わってしまったような気がします。

結果は56分56秒でした。

大体、去年と同じくらいか少し遅い程度のペースだったと思います。

去年は1時間20分を切ることができたので、今年は1時間10分切りを目標としていましたが、このタイムでは全く届きません。

8月後半、バテ気味でうまく仕上げられなかったのが1番響いているものと思いますが、気持ちの面でも及ばない点が多かったように思います。

ゴール地点はこのような霧雨模様。

寒くなりそうだったので、荷物を受け取ったあとすぐ下山することにしました。

下山の順番を待っていると、真っ赤な自転車で登ってきた悪魔おじさん(?)がゴール手前で停車しました。

おもむろに自転車から槍を取り出し、何をするのかとドキドキしていたら、自分のゴールを後回しにして他の参加者を全力で応援していました。

悪魔なのにめちゃくちゃいい人です。

ですが、遅い参加者がいると手に持った槍でケツを刺すという噂も聞きました。

真偽のほどはわかりませんが、きっと悪魔のような天使なんだと思います。

下り始めると少し晴れてきて、登りの時には見えなかった景色が姿を現しました。

頂上まで行けなかったのはいくらか残念なのですが、このような景色の中を走れるのが乗鞍の魅力のひとつですね。

下山後、完走証を発行してもらい乗鞍を後にしました。

リザルトはしょっぱい感じだったものの、宿をご一緒させて頂いたH岩さん達や、マスカラス夫妻のおかげで前回以上に楽しいレースとなりました。

・・・マスカラス・・・カラス・・・!?

いえ、なんでもないっす。

本当にありがとうございました。

以上です。カーッ。