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北海道縦断6日目(2)

北海道縦断

北海道縦断6日目(1) - 乗鞍ヒルクライムへの道(仮)

〜ホタテラーメン〜

どうやらここが、日本最北端の食堂らしい。のれんはかかっていたが、電気がついていなかったので、のれんをくぐって店主にやっているかどうか、そしてホタテラーメンはここでいいのかと聞いた。店主は新聞を読むのをやめ、「やっているよ」と言った後、続けて「いつくるかと思って待っていたよ」と言った。窓の外を見てみると、宗谷岬がよく見える。なるほど、到着した時から。静岡から来たと告げると、店主は1〜2年に1度静岡を訪れることがあるとのことだった。やはり、富士山を見ると感動するといっていたが、そういえば北海道にも蝦夷富士や利尻富士といった富士を冠する山が数多くある。ホタテ自体は普段あまり食べないのだが、ホタテラーメンはとても美味しかった。

その後、近くの土産物屋で最北端到達証明書を発行してもらい、宗谷岬を後にすることにした。

このような看板があるのは、さすが北海道だと思った。やっぱり北海道と熊は切っても切れない関係がありそうだ。今回の度の中で出会うことがなくて本当によかったと思う。

〜向かい風とタイミング〜

帰りのヤマト運輸の営業所までの道は、物凄い向かい風。今回の旅で1番の強風。漕いでも漕いでも押し返されるような気持ちになる。まるで宗谷岬に引き止められているよう。

たまらず、途中のセイコーマートで休憩をすると、2人組のチャリダーと一緒になった。1人と話をすると、これから宗谷岬に行くとのことで、2人は道中たまたま一緒になったらしい。話をした彼は鹿児島から日本縦断中で、どうやら最初は2人以上で走ってきたらしいが、静岡の辺りで諸事情により1人になってしまったらしかった。そこからは、ドラフティングもないし色々な面で大変だったらしい。それでも、彼は諦めずにここまでやってきた。もうすぐ、その長い旅も終わることだろう。さて、ゴール後の感想はどのようなものになるのだろうか。知る由もないことだと思ったが、聞いてみたいと思った。この向かい風がなければ、彼と話すこともなかったかもしれない。

〜鹿保険〜

その先のセイコーマートで再び休憩し、豚丼を食べている時におばちゃんに話しかけられた。おばちゃんはタバコを吸いながら元気にこういった。「あんた、これからどこいくの?あたしゃパチンコに行くんだけどね!」と。なんだか、面白そうだったのでそのまま会話を続けたが、最近は鹿が増えすぎて困ると言っていた。鹿肉は食用にもなるが、鹿の数に対して猟師の数が少ないらしい。そういえば、昨日は民家のすぐ側に鹿がいるのを見た。車と鹿がぶつかってしまう事故も多く発生しているようだったが、そんな中、画期的な保険が生まれたとのことだ。その名も「鹿保険」。鹿とぶつかったかどうかを判定する専門の人もいるとのこと。本当なのだろうか。

おばちゃんは終止こんな感じだったが、お迎えのタクシーが来て颯爽とパチンコ屋に旅立っていった。静岡のコンビニにいても、そうそうおばちゃんと長話することなんてないなと思うと、これも今、北海道にいるんだなと思える出来事だった。

北海道縦断6日目(3) - 乗鞍ヒルクライムへの道(仮)

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