乗鞍ヒルクライムへの道(仮)

Rule#32:Enjoy the Little Things.

20150503_渋峠(Bike:65km)

今日は押◯下◯会で渋峠に行ってきました。

メンバーはO畑のAニキ、M宮さん、A木さん、Oサムさん、ダーMさん、S塚さん(Mスカラス夫人の最強のピンチヒッター)、自分の7名。

渋峠といえば長野県と群馬県の県境にある峠、今回は長野県側からの攻略を目指します。

準備を済ませて、8:00に出発。

スタート地点近くのセブンイレブンでは、謎のサプリメント(持久力UPの虎と、回復力UPのだるま)をダーMさんが発見して購入。これがめちゃくちゃ怪しいパッケージなのですが、効果は絶大らしいです(笑)

そんな感じで各々のやり方で気合いを入れ、12:00までに渋峠ホテルに着くことを目標に登り始めました。

渋峠にはループ橋が2つありますが、これはその1つ目です。

なかなか険しい登りにたまらず小休止、時間はたっぷりあるのでじっくり行きましょう。

ここでO畑のAニキにカメラマンに任命されたこともあり、今日は写真をたくさん撮りながら登ることにしました。

「ウサギは夜道路で遊びます 徐行してあげましょう」

どこかで見たことがあるようなウサギのシールが貼ってあります。

段々と身体が暖まってきたこともあり、ペースは順調。

上の方が寒いことを予想して厚着をしていることもありますが、この辺りは暑かったです。

2つ目のループ橋が見えます。

この辺りから、他の自転車乗りの姿も多く見かけるようになるのと同時に車の数も増えてきました。

1つ目よりも標高が上がっていることもあり、景色が遠くまで見渡せます。

今日のA木さんはヒルクライマー、登りが物凄く軽快。

ところどころ勾配がきつい区間もありました。

そんな中、こう思いました。そろそろ自動販売機があるといいなと。

気持ちのいい下り基調の直線。

M宮さんから自動販売機がそろそろあるよという情報をもらっていたので、自動販売機を探しながらスピードアップ。

しかし、屋外にあると思っていた自動販売機は屋内にあって大幅に通り過ぎることに。

雪が見え始めてテンションが上がっていたのも裏目に出たのかもしれません。

自動販売機・・・ないなあ。

ないなあ・・・自動販売機・・・と思いながらひたすら登っていったものの、さすがに行き過ぎてることに気づく。

一旦止まったところで、後ろから登ってきた他の自転車乗りの方に話しかけられてしばらく談笑。

こういうところに来ると、たまにこういうこともあるのが面白いな〜と思います。

自動販売機のある志賀高原サンバレースキー場まで戻って休憩をとってから再び登り始めます。

段々と変わっていく景色が視界を楽しませてくれます。

横手山をバックに、なんだかポスターのような写真が撮れました。

路肩の雪の量が増えて道も細くなっていきます。

もう頂上までそれほど遠くないはず。

まだ5月で雪も残っているので、スキーやスノボーを楽しんでいる人達も多かったです。

つづら折りの道を登っていくと、ドライブイン横手山に着きました。

Oサムさん、O畑のAニキ、M宮さんの見つめる先には・・・

異国のような素晴らしい景色が広がっていました。

乗鞍もそうですが、森林限界を超えると景色がぐっと変わりますね。

仲間と一緒に自転車で登ってくると、この景色はより感動的なものになります。

もう少し登っていくと、長野県と群馬県の県境に到達しました。

12:00に渋峠ホテルに到着。

渋峠ホテルはちょうど県境に建っているホテル、建物を見るとどこが県境か一目瞭然です。

中に入ってみてもやっぱり一目瞭然。

ナニコレ珍百景にも登録されているとのこと。

この熊はこの後、歌と踊りで獲物を狩る一族のM宮さんにニーブラされることになりました。

動画でお送りできなかったのが残念で仕方ありません。

ゴールデンウィークなのもあって、食堂は大混雑!?

ライスが切れていたのか、カツカレーとかのご飯物がなかなか来なかった(笑)

色々な話をしながらの楽しいランチタイムでした。

「ここは冗談で登るところじゃない・・・」というのは、早朝のアクシデントで右脚を負傷しながらも見事に登り切ったM宮さんの名言。

渋峠の頂上は標高2172mで日本の国道の最高地点。

写真を撮る人や景色を楽しむ人達で賑わっていて写真は順番待ち状態です。

みんなで記念撮影も済ませ、残すターゲットは雪の回廊のみ。

今の時期だけ見れる渋峠の名物雪の回廊。

なるほど、道路の両側が雪の壁になっています。

少し下ってその場所に行ってみると想像以上に高い雪の壁がありました。

うーん、これは凄い!!

登ってる時の景色も凄く良かったけど、この雪の壁も一見の価値あり。

少し登り返した後は、長い長い下りが待っています。

車間距離をとるようにしようとか、キープレフトでゆっくり安全に下ろうとか、途中で休憩をしっかりとろうとか、自然と注意をしあってから下れたのが凄く良かったと思いました。

そして無事にスタートまで戻り、車で静岡まで戻ってきて最後はMスカラス夫人も合流して台湾料理屋で〆。

今日は、みんなで無事に渋峠を登り切ることができて本当に楽しかったです。

まさしくこれが、自転車の醍醐味ですね。

Oサムさん、企画どうもありがとうございました!!(行きと帰りの運転&楽しいトークにも感謝です)

以上でーす。