乗鞍ヒルクライムへの道(仮)

Rule#32:Enjoy the Little Things.

20150614_Mt.富士ヒルクライム(Bike:60km)

今日はMt.富士ヒルクライム本番、今年で4回目の参加、目標は去年に引き続き75切り、前日受付なので昨日は去年と同じく受付だけして車中泊にして、区間毎の通過タイムも決めて準備万端、明け方から降っていた雨もスタートが近づくにつれて弱まり、路面はウェットだけど問題なく走れそうな感じで、あとは駐車場から移動して会場入りし、富士すばるラインを登って5合目まで。

と思っていたら会場まで向かう道のグレーチングで落車、落車といっても走り出しで滑った感じなのでスピードも出てなく怪我もなし、そのまま走り出して変速を確認しても問題なし、しかし右側のクリートが全然はまらなくて何でだろうと見てみると、ペダルの後ろ半分が折れて下に力なくぶら下がってる状態だった。

って、おいおいおいおいおいおーい!!

このタイミングで折れちゃうの!?

ペダルが折れたと同時に心も折れかけましたが、昨日SKY兄さんに完全燃焼してきますと話していたのにこんなところで心を折ってる場合じゃないということで、とにかくなんとかする方法を考えながら会場入り。

ペダルは部品が欠損しているものもあるし、多分しっかり直ることは無さそうでしたが、会場内にはTIMEのブースもないし、とにかくダメもとで修理ブースに持ち込んでみることにしました(去年のマウンテンサイクリングin乗鞍の時の件もあるので)。

前に何人か並んでいたので、その間自分でも何か対処できないかと考えてみて、何か折れた部分を固定できるものがあればクリートをはめることができるようになるかもしれないと考え、近くの総合受付でニッパーの貸し出しをやっているのを思い出し、それが計測タグの結束バンドを切る為だとすれば結束バンド自体もあるはずだと思ったので、総合受付に行って結束バンドを2つ頂いてきました。

そうこうしている内に修理ブースの順番が回ってきたので見て頂くと、やっぱりこれは無理とのことで、折れた部分を結束バンドで固定してもうまくクリートの付け外しはできないだろうとのこと、そこで最終手段ということでシューズとペダルを結束バンドで固定することになりました。

するとこんな感じになりまして、まるでトライアスロンをやっている方がトランジションで時間短縮する為にペダルにシューズをつけたままにしているようです。実際はペダルが折れてるだけなのですが。

とはいえこれで引き足を使ったり、ダンシングしたりもそれなりには出来そうです。


そしていろんな人達と話しながら、ペダルのことをネタにされながらいざスタート、ペダルが折れてても変わらず75分切りをするつもりで走り出したは良かったのですが、せっかく区間毎の通過タイムを決めていたのにサイコンのスタートを押すのを忘れてて現在のタイムがわからない状態で走ることに。

アクシデントに対して内心めちゃくちゃ動揺していた証拠かもしれません。

とはいえ、現在のタイムがわからなくなってしまったことと、ダンシングの頻度が控えめになったこと以外はそれほど問題なく走れました。

そしてゴール、最初アプリの計測区間を見たらギリギリ75分切れていたのでこれはもしや目標達成できたのではと思ったのですが(これも見ていたのは計測区間の少し先の料金所からゴールまでのものでした)、公式の速報タイムを見ると76分49秒となっていました。ここら辺がややこしくなってしまってすみません。

今回も目標達成ならず、前回77分57秒だったので一応1分以上タイムを縮めることにだけは成功、ペース配分の不十分さはあったかもしれませんが、全力で走れたとは思うので悔しさはそれほどありません。そもそも、アクシデントがなかったとしても75分切れたかどうかはかなり微妙なところ、なかったに越したことはないですが、それでも厳しかったのではないかと思っています。

そこがどうだったかはっきりするとしたら、来週の富士山国際ヒルクライムで60分を切れるかどうかでしょうか(若干種類は違いますが、Mt.富士ヒルクライムの75分切りと難易度は似てると思うので)、今日はっきりしなかったことは富士山国際ヒルクライムではっきりさせたいと思います。今日のことを逆にモチベーションに変えて臨みたいところです。

ちなみに勝手にライバルとさせて頂いてる俳優の猪野学さんも今年は参加していたようで、見事74分でゴールされていました。猪野学さんは去年よりもパワーアップしてそうなので差は広がる一方ですが、来週も勝手に気持ちだけは負けないように頑張ってみたいと思います。

やっぱり今年も〆は下山後の吉田うどん、ごちそうさまです。参加された皆さん、お疲れ様でした。

来年はAKBさんとY澤さんのゴールドが見れたらいいなーと思います。

以上です。