乗鞍ヒルクライムへの道(仮)

Rule#32:Enjoy the Little Things.

20160811_乗鞍エコーライン〜乗鞍岳(Bike:40km&Run:7km)

去年は出ませんでしたが、今年はマウンテンサイクリングin乗鞍にエントリーしましたので試走に行きました。車で走ること4時間以上、ようやく麓まで着きましたがやっぱり遠いです。

 

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それでも乗鞍は想像以上の好天となっていたので、来て良かったなと思いました。今日泊まる宿にチェックイン前に車を止めさせてもらい、急いで準備をしてヒルクライムを始めます。

 

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三本滝、位ヶ原山荘を抜けて森林限界を超え、大雪渓を抜けて、レースのゴール地点である畳平に到着です。序盤からペースが上がらなくて大苦戦でしたが、後半になってくるともう目も当てられないパワー表示になってました。空気の薄さも関係ありそうに思います。

 

 乗鞍エコーライン:1時間23分36秒/203W

 

さすがにこれはまずいです。最近夏バテ気味だなとは薄々思っていたものの、ここまで決定的に調子が落ちているとは思いませんでした。乗鞍岳に登山する為の荷物を背負っていたことを差し引いたとしても、本番どうするんだこれって感じの内容となってます。

 

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ひさしぶりの乗鞍ですが、やっぱり景色は森林限界を超えているだけあって別世界のようです。適当に例えるならば日本のスイスといったところでしょうか。スイス行ったことないのでよくわからないですがイメージが大事です。さて、ここからは靴を履き替えて乗鞍岳登山に取り掛かります。

 

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途中に登ってきたエコーラインがよく見える箇所があります。乗鞍エコーラインでは、位ヶ原山荘を過ぎたあたりからパッと視界が広がって乗鞍岳周辺の山岳を見ながら登るような感じになります。今回は乗鞍岳だけに照準を合わせることにして、大黒岳、魔王岳、富士見岳はパスします。

 

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大分道がゴツゴツしてきました。ここまで来れば頂上まではあと少しです。乗鞍岳は100名山の中でもかなり難易度が低めの山なのではないかと思います。時間もあまり掛からないですし、それ故に初心者でも安全に登山できる山とも言えそうです。

 

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山の日だけあってたくさんの人で賑わっていて結構渋滞したりなんかもしていましたが、畳平から30分くらいで頂上に到着しました。ここは何かと思い入れのある場所だとも言えます。最初にここに登りに来なければ自転車をやってなかった可能性が高いです。更には登った日がもし1日でもずれてたら、同じく始めることはなかったでしょう。たった1日がその後の何十日、何百日、何千日に渡って影響すると思うと1日1日ってなかなか侮れないなと思います。それと同時に、それというのはひどく当たり前なことだとも思う訳です。

 

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頂上からの景色です。乗鞍岳の頂上付近にある売店で抹茶ミルクを飲んだのですが、マシュマロが入ってて結構美味かったです。売店のご夫婦も気さくな良い方達でしばらく話し込んでしまいました。またレース本番の時に来れたらいいなと思います。

 

下山後、宿泊先の山栄荘に戻ってきましたが、自転車も奥の方の部屋に置かせてもらえたし、夕飯もつみれときのこの鍋とか、鹿刺しとか、イワナとかが出てきてボリューム満点でどれも美味しかったし、温泉の泉質も良かったので個人的にはとても満足です。立地もヒルクライムのスタート位置から近かったので、試走するのに良い条件でした。

 

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明日は朝一で畳平までもう一回登ってみようと思います。今度は登山は抜きにして自転車に集中です。

 

以上です。