20160917_四国周遊4日目:八十三番札所一宮寺〜六十八番札所神恵院(Bike:140km)
昨日は高松に泊まったのですが、思っていた以上に都会だったことから宿に駐輪場がなくて苦労しました。今日は残りの札所を順番に廻っていく予定です。
5時30分頃に出発し、まずは八十三番札所の一宮寺を目指します。
7時前に一宮寺に到着。納経所には1番乗りでした。最初はなんだか恥ずかしさを感じていた読経も数をこなすことで段々と慣れてきました。何事も繰り返すことでなんとかなっていくものです。
八十二番札所の根幸寺までは登り基調の道が続きます。途中で迷って歩き遍路用の道に入ったのですが、ここは勾配20%を超える坂が続いていて自転車で登るのは厳しかったです。
そして根幸寺に到着。参拝をして次を目指します。
八十一番札所の白峰寺。
道が不安だったのでお遍路タクシーに着いて下って行くと途中で急にスピードが緩みました。何かなと思って辺りを見回したら遠くに瀬戸大橋が見えました。
八十番札所の国分寺に到着。納経所の方が一人で対応されていたのですが、団体の参拝と重なって大行列となってました。そんな中でも決して焦らず、墨筆は丁寧。途中からは二人体制になって行列は一気に解消です。
七十九番札所の天皇寺。
七十八番札所の郷照寺。
七十七番札所の道隆寺。
七十六番札所の金倉寺。
そして七十五番札所の善通寺。ここは本堂と大師堂が道を隔てていたり、五重の塔があったりと大きなお寺でした。ここは弘法大師である空海の誕生の地とのことで、この規模の大きさも納得です。
続いて七十四番札所の甲山寺に到着。ここからは雨が降ってきたのでレインウェアを着込みます。
七十三番札所の出釈迦寺には、空海が幼い時に願掛けをして断崖絶壁から身を投じた際に天女に助けられたと言う伝説があるそうです。
七十二番札所の曼荼羅寺。
七十一番札所の弥谷寺に行くためには長い階段を登っていく必要があったのですが、さすがにクリートカバーでは対応できそうにないのでここは靴を履き替えて登ります。
弥谷寺に到着しました。
天気も回復して晴れ間がよく見えるようになりました。札所を廻っていると同じく反対廻りをしている方々と度々一緒になったりします。割と必死ではありますが、車と同じくらいのペースで廻ることができているようです。
七十番札所の本山寺に到着。時刻は既に16時を回っています。ここで、次に廻るお寺が最後の一箇所になることを確信しました。
六十九番札所の観音寺と六十八番札所の神恵院に着きました。ここは二箇所のお寺が隣り合わせになっていたので、最後の一箇所ならぬ最後の二箇所でした。
本堂と大師堂は別々でしたが、納経所は観音寺と神恵院で一つでした。神恵院の本堂は比較的新しい建物なのでしょうか。コンクリート造りになっていて少し変わっていました。
ここのお寺にだけサイクルラックがあって不思議に思っていたのですが、納経所の方から自転車に力を入れているのだというお話を聞きました。どうやらお寺の方が自転車乗りということのようです。その力の入れ具合はお遍路用のサイクルジャージを独自に製作するほどで、自転車遍路をしている身としてはお寺がより近く感じられました。ちなみに山谷袋はほぼサコッシュみたいなものなので、もともと自転車と相性が良かったりもします。
さて今日は昼飯を食べずに補給食のみで移動をしていたので、昼食兼夕食の位置づけでうどんを食べに行きました。今回はサラダうどんです。どこに行っても安定の美味さなのがいいですね。
宿のある琴平に19時30分頃に到着。今日で四国周遊は終わりのはずでしたが1日延長することにしました。この日に廻れたのは十六箇所、残すところあと二箇所です。明日は時間に余裕ができそうなのでゆっくり廻れることでしょう。
と言う訳で5日目に続きます。