乗鞍ヒルクライムへの道(仮)

Rule#32:Enjoy the Little Things.

20160921_富士チャレンジ200(Bike:100km)

今日はショップの皆さんと富士チャレンジ200に参加してきました。自分はO場さんとの2人チームで走ります。

 

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天気はというとやっぱり雨です。先日の雨でのサイクルテクニックスクールの成果を見せる時が早速やってきました。とは言え、落車祭りになる可能性が濃厚なので内心はびびってます。グリップが効くようにタイヤの空気圧をいつもより下げます。6.8くらいにしておきました。

 

チームの作戦は1時間〜1時間半くらいで交代するという簡単なもので、スタートは自分が担当させて頂くことにしました。先頭集団はやっぱりかなりのペースなので見送って小集団に着いたりしながら自分のペースで周回していきます。ニーハイの皆さんはペースを抑えめで入って1周回遅れで先頭集団をキャッチするやり方を取ってましたが、その方が下手に脚を使うよりも賢いです。

 

サーキットなので路面はいいはずなのですが、予想通りの落車祭りになっていて主に下りの第1コーナーで毎周のように落車が発生していました。重心を後ろにしてペダル荷重を意識することでそれほど怖さを感じることなく曲がれていたと思いますが、気は抜けません。もしかしたら落車が多いことの原因の一つに空気圧が高すぎることもあるのかもしれないなと思いました。推奨の空気圧より高めにしている人は結構多いと思います。

 

1時間半近く走ってO場さんと交代すると順位は12位くらいでした。10位以内を目標にしていたのでなんとかもう少し順位を上げていきたいところです。ライバルとなりそうな主なチームは法政二高さん、クラブロードロさん、VIVA雑兵さん辺り。O場さんも1時間半近く走ったところでピットインして、2回目の出走となりました。

 

この頃には集団がだいぶ細分化されていて、ひたすら良さそうなトレインを見つけて乗っていくようにして走ります。しばらくすると先頭集団が後ろからやってきたのでチャンスと思って集団に入ろうと思いましたが、結構登りでペースを上げでメインストリートで引き離すような走り方だったので集団の中の方に切り込まないと一気に消耗してしまいます。着順を意識しているソロの強い方達ばかりで、集団にある種排他的なオーラすら感じます。少し考えてやっぱりお見送りすることにしたのですが、そのあと10人前後の走り慣れてそうな感じの方達がそろったいい感じのトレインに乗れました。20秒ぐらいで回していきましょうという掛け声も入って協調して走っていけそうな雰囲気もあり、期待は高まるばかりです。こういう感じで走れると楽しいなと思います。しかし、ここで問題が発生。第1コーナーで3つ前の方が滑って落車、それを左に避けようとした2つ前の方が落車、更にそれを左に避けようとした目の前の方もこらえきれずに落車、もう左に避けるところがほとんどなくて駄目かと思いましたがなんとか回避することができました。この時、後ろが詰まってしまうと怖いので落車と叫んでブレーキもできる限り使わないようにもしたのですが、サイクルテクニックスクールで学んだことを色々駆使してのぎりぎりな回避だったので、行ってなかったら避けられなかったと思います。

 

1回目と同じように1時間半近く走ってからO場さんと交代しました。しばらくするとO場さんは先頭集団をキャッチしたようで順調に周回を重ねていきます。順位を見ると11位、先ほどと比べて1つ順位が上がってました。O場さんは月に200kmも走れていないとのことなのですが、なんでこんな風に走れるのでしょうか。凄すぎて空いた口がふさがりませんが、限られた時間の中で今日の為に最善を尽くしてくれていたことは知っています。今回も一緒にチームで出てくれたことに対して感謝です。

 

残り3周を残してO場さんがピットイン、10位前後のチームはなかなか手強くてなかなか差が詰められませんが残り3周を全力で走ります。この頃になると100kmの人もいなくなり、200kmの人も少しずつ減り出している状況なので人もまばらです。しかし、物凄くいいペースで走っている方を見つけて2人でローテーションしながら最後まで走っていくことができました。結果は11位と10位まであと少し、タイムも5時間33分とシルバーまであと少しの結果でしたが、このコンディションの中で落車もなくチームとして協力して走り切れたと思うので良い結果だったと思います。次回のことを考えてみるとしたら、上位のチームは3人以上の編成のチームが多かったのでそれくらいで参加してみるというのもいいかもしれません。あとは先頭集団に食らいついていけないと、これ以上のタイム短縮はなかなか難しいんだろうなと思いました。

 

他の仲間内で参加していた皆さんも大きなトラブルなく走り切っていて良かったです。敢闘賞は200kmソロで走っていたムラーラくんと、なにより200kmに2人で挑んでいた女子チームだったのかなと思います。本当に頑張っていて、その姿を見て感動するものがありました。結果よりも素晴らしいものがそこにはあったような気がします。

 

参加された皆さん、雨の中本当にお疲れ様でした。企画して下さったMトさん、一緒に走って下さったO場さん、ありがとうございました。

 

以上です。