20170827_マウンテンサイクリングin乗鞍(Bike:40km&Run:18km)
何故か(今思うと本当に何でかよくわからないですが)チャンピオンクラスでエントリーしたマウンテンサイクリングin乗鞍当日。昨日の夕食と同じく、宿の朝食も美味しくてパンのおかわりが止まりませんでした。かなり満足度が高かったです。外に出ると最高の行楽日和となっており雄大な自然の中を走れることへの期待感も高まります。
昨日、サイコンの電池が切れてしまったので諦めてマウントごと取り外すことにして代わりに腕時計型のガーミンを使うことに。どうやら電池が弱ってるようです。表示できる項目は4つまでに減りますが、乗鞍ならコースもわかってるし、パワーと心拍数が確認できればなんとかなります。準備不足ではあるものの、出るからにはせめて80分は切りたい(そして5年前にはじめて走った時のリザルトよりも早くゴールしたい)。昨日はその為に作戦を簡単ですが練ってみました。今日のレースは以下の3点を気にして走ります。
スタート(7時)は他の選手の迷惑にならないようかなり後方から。さすがはチャンピオンクラス、前の選手達はあっという間に遠ざかって行きます。それでも同じくらいのペースのトレインが形成されたので無理のないようその中で走ることにしました。このコースではそれほどドラフティングの効果は期待できないのでトレインに居続けることよりもマイペースを意識。三本滝を越えた辺りで後ろの女子のクラスのトップの方に捕まりました。かなりのペース。その後、しばらくは抜かされませんでしたが、位ヶ原から段々と他のクラスの前の方の選手達が上がってきました。森林限界を抜けるとパーっと視界が広がります。
長野県と岐阜県の県境を越えてゴール。リザルトは79分37秒。なんとか80分を切ることに成功しました。どうも既視感があるタイムだなと思ったら5年前と同じゴールタイムという奇跡が。しかし、0.8秒今回の方が早かったので5年前の自分に勝つことにも成功です。宿もたまたまキャンセルがあって取ることができたし、偶然ってよくできてるなと思います。そもそも6年前にたまたま乗鞍に来てこのレースを観てなかったら自転車もやってなかったかもなので(思い返すとそれさえも急な日程変更の末でした)、乗鞍とは何か縁があるのかもしれませんね。
諦めの悪いことにチャンスがあれば乗鞍岳の頂上まで登るつもりで預けていた荷物にランシューズを忍ばせていましたが、やはり畳平を抜けて乗鞍岳の方には行けそうにありませんでした。駄目元で係の人と話を聞いてみると(どれだけ諦めが悪いのやら)、畳平まで行けない理由を教えてくれました。それは、なんと・・・岐阜県だから!とのこと。そうか、そうだったのかと妙に納得してしまいました。以前は長野県と岐阜県の共同開催だったので畳平から乗鞍岳の頂上まで行けたとのこと。岐阜県側に行くにはどうやらパスポートがいるようです。富士見岳だったら長野県側だったりしないかなと思ったりもしましたが、ここは潔く良く諦めて(ようやく)プランBを決行することに。
スタートは1番最初だったのもあり、第1下山グループに紛れ込むことができました。最高の景色。
続々と選手達が駆け上がって行きます。大雪渓も綺麗に見えています。時間が経つと帰り道が渋滞するので車を停めさせてもらっている宿まで急いで戻り、11時に出発して上高地に向かいます。途中でシャトルバスに乗り換え、12時には大正池に到着することができました。
まずは大正池ハヤシライスで腹ごしらえしてからプランBの上高地ハイキング(人がいないところではランニング)のスタートです。滞在時間は4時間程。
ヒルクライムついでに上高地に行って来ました。大正池から明神、徳沢へと抜けるルートです。梓川や穂高連峰などの山々、どこを切り取っても絵になる素晴らしい景色でした。早めにゴールして下ってこちらの方に足を運ぶのもなかなかいいのではないかと思います。最盛期なのでたくさんの人で賑わってました。レースを軽いギアで走ったおかげで脚に疲れはほとんどなく、ロングのトライアスロンでも軽いギアで高ケイデンスで回していけばランへの影響は減らせそうです。佐渡は登りもあるので今日のレースを活かせたらと思います。
上高地と言えば日本アルプス登山の玄関口。いつの日か槍ヶ岳や穂高にも登ってみたいものです。
参加するかどうか直前まで悩んでいた今回のマウンテンサイクリングin乗鞍でしたが、蓋を開けてみると満足度の高いイベント参加となりました。やっぱり乗鞍はこの天気だと映えますね。上高地も含めて自然を満喫できて楽しかったです。この5年間で色々あったなと振り返る良いきっかけにもなりました。
以上です。