乗鞍ヒルクライムへの道(仮)

Rule#32:Enjoy the Little Things.

20130223_今日のライド(伊豆大島)

今日は日帰りで伊豆大島輪行サイクリングツアーに行ってきました。
メンバーはしょうさんとN嶋さんと自分の3人でした。

まずは熱海のフェリー乗り場行き、乗船の準備をします。

東海汽船の高速ジェット船ではロードバイクは輪行バッグに入れる必要がある為、こんな感じとなりました。

8:30に熱海を出港し、9:35に伊豆大島に到着、輪行バッグからロードバイクを出して準備をします。

10:00から伊豆大島サイクリング開始、伊豆大島を時計回りに1周する計画です。
途中、大きな木と木の間につくられた面白い道もありました。
島の東側はアップダウンの激しい厳しい道が続きますが、いつもと違う道・景色を走るのはやっぱり楽しいですね。

伊豆大島は活火山を有する島、ということで避難用のドームがあったりします。
これは、噴火によって降り注ぐ石を防ぐ為の設備のようです。

そして本日のメインディッシュ裏砂漠への分岐点、月と砂漠ライン入口に到着。
裏砂漠は日本で唯一の砂漠なのですが東京都に砂漠があるなんて驚きですね。(東京砂漠、まさか本当にあるとは・・・)

さっきまではみんな暑い暑い言ってたのに、気づけば道の脇にツララがある始末。

裏砂漠の展望台までは自転車を置いて歩いて行くとこになるのですが、やたらと白いものが気になります・・・おかしいな、雪山登山しにきた訳じゃないのに(笑)

展望台から見渡す裏砂漠は白と黒のコントラストのなんとも言えない絶景。
まさか伊豆大島にこんなに雪が積もってるなんて思いませんでした。
伊豆大島に雪が積もるのは年に1、2回らしいので、この景色を観ることができたのは本当に幸運だったように思います。

裏砂漠を後にして、下りながら更に南下していくと、今度は筆岩に到着。
海に大きな岩が突き刺さってるようにみえるの筆岩ですが、もともと筆岩の辺りは噴火口となっており、海水による侵食で長年かけてこのようになったとのこと。

そのまま道なりに進んで行くと、今度は波浮港に到着しました。
波浮港は島の南に位置する港なので、丁度伊豆大島を半周したことになります。
ここではコロッケを食べるという目的があったので、少し立ち寄ります。

鵜飼屋さんというお店で、注文をしてからおばちゃんがコロッケを揚げてくれます。

コロッケ、カレーコロッケ、ハムカツ、串カツ、一口カツを注文、美味しく頂きました。
入れ物の段ボールがなんだかいい味を出しています。

その後、波浮港を後にして島の西側へ向かうとバームクーヘンこと、地層がむき出しになった道に差し掛かりました。
何層にも色の違う層があるのは、やはり過去の度重なる噴火によるものでしょうか。
自然の力の大きさを感じずにはいられない場所です。

元町港では、おともだちというお店で、名物のべっこう丼を注文。

メダイの漬け丼なのですが、醤油に島唐辛子が入っていて、少しピリ辛いのが特徴です。
べっこう丼ももちろんですが、一緒に出てきたアラ汁も美味しかったです。

ランチの後は、サンセットパームラインを使い、フェリー乗り場のある岡田港に向かいます。
ここは、伊豆大島で開催されるトライアスロンのコースにもなっているそうです。

途中、展望台の近くに自然の溶岩石を削って作った面白い場所がありました。

岡田港の少し手前では、バーディーベルなんてものも発見。
ゴーンゴーンと、とりあえず鳴らしてみたり。

そして、忘れてはならないのが椿。
今がシーズンとの事で、島の色んなところで椿をみることができました。
椿まつりも開催されているので、フェリーは観光客で一杯でした。

岡田港についてからは、最後のお土産屋まわり。
元町港周辺で買った牛乳せんべい、椿揚げの他に、ここでは椿油とくさやを購入。
大島桜ソフトも食べましたが、桜の風味がして美味しかったです。

そして、岡田港を16:35に出発して熱海まで戻り、沼津の弥次喜多で〆。(今日はなんと蟹入りの味噌汁でした)

といった感じで、初の伊豆大島サイクリングツアーはボリューム満点の充実した一日となりました。

最後となりますが、今回は時間の関係で登るのを断念した三原山
有名なマラソン選手もトレーニングに使っている激坂との事なので、次に来る時にはぜひ登ってみたいですね。

しょうさん、N嶋さん、そしてフェリーの優待券を下さったM松さんどうもありがとうございました。本当に楽しかったです。