乗鞍ヒルクライムへの道(仮)

Rule#32:Enjoy the Little Things.

Mt.富士ヒルクライムの試走を終えて

Mt.富士ヒルクライムの試走で本番に向けての課題が見えたので、それを片付けるということをやってます。

まずはセッティング。サドル高が自転車に裸足で跨った時に、土踏まずより先が全部地面に着いてしまうくらい低かったので、ヒルクライム向けに調整することにしました。色々試してみた結果、2cmほど高くしてセッティングは固めることに。これで脚の重さを使いやすくなるし、踏み込むのと反対の脚を引き上げやすくなるのでペダリングの効率が上がるはずです。あとは、下支点近くまで踏み込んでパワーロスすることも防げるのではないかと思います。セッティングは変えたら慣れなければならないので、最優先で決める必要がありました。

続いてペダリング。まず、基本的にはシッティングで走った方が省エネになるはずです。なので、ダンシングに頼る場面を減らす為にもシッティングで上手く走れるようにしたいと思いました。その為にはセッティングを変えた上でペダリングの仕方を改善する必要があると感じていました。まずは荷重を踏み込む力に集中させる為にハンドルは手を添えるだけにし、体幹を使って力の方向を固定してペダリングできるようにします。踏み込む脚にはできるだけ体重を乗せて時計の1時から5時で踏み、反対の脚はその邪魔をしないように意識。基本的なことですが、これまでしっかりできていなかったのです。なので、ここが上手くできるようになれば確実に力がつくはず。ダンシングもシッティングと同じく体幹を使って力の方向を固定できれば、効率が上がることが色々試してみて実感できました。

最後はモチベーション。これは、パワーメーターを導入してから特に思うようになったのですが、やっぱり気持ちが入ってないと内容は散々なものになるものです。そんな思いもしないことをパワーメーターは教えてくれました。せっかく走れるのであれば、できる限り最善を尽くした走りを心掛けたいものです。それが次のモチベーションにも繋がっていくような気がします。目的によって最善を尽くすべきポイントは変わってくるものですが、それはそれとしてです。何人かで走ることもそうだし、Stravaのセグメントを活用したりというのも上手いモチベーションのつけ方だなと改めて思ったりもします。ただ走るのが好きだからとかそんなんでもいいのでしょうけど、そこら辺が上手い人というのは不思議とエネルギーに満ちているような気がするので、少しだけ近づけるようにしながら本番までやってみようと思います。

パワー的な目標値は以下の通りです。最初はこれでも厳しいかなと思っていましたが、いけそうな気がしてきました。パワーカーブを段々と押し上げることができてるので、この調子でいけるといいなと思います。

  10分300W(5.0W/kg)
  20分270W(4.5W/kg)
  30分260W(4.33W/kg)
  45分255W(4.25W/kg)
  60分250W(4.16W/kg)

以上です。